
2013/7/31 カテゴリ: 旅

青春18キップは、JRの普通列車に限り1日あたり2,300円で乗り放題のお得なキップです。
このキップは、全国どこのJRでも有効なので、目的地を決めてキップを買う煩わしさがありません。ガイドブック無し、下調べ無しの旅が好きな私にピッタリです。
昨日、目的地を決めないまま上野駅に出て、東北本線、高崎線、常磐線の中から、一番先に出発する常磐線(水戸行き)に飛び乗りました。

水戸駅から常磐線(いわき行き)に乗るか、水郡線(常陸大宮行き)に乗るか迷いましたが、ローカル線(単線、非電化)の水郡線を選びました。

水郡線は、水戸から郡山の手前、安積永盛までと、支線を合わせ147Km。主に久慈川に沿って走ります。
水郡線の列車は、新型のキハE130系で、ローカル線の気動車としてはすごいスピードです。(平地で時速95Km)ただし、山間部ではカーブも多いのでもう少しゆっくりになります。
途中、上菅谷駅で支線の常陸太田方面と分岐します。

この駅は、沿線第3位の乗降客を誇りますが、跨線橋が無いので、改札に向かうのに線路を直接横断しなければなりません。
川東駅は、ピンクの駅舎


袋田駅は、袋田の滝の最寄り駅(滝へはバスで15分)

袋田の滝は、日本3大瀑布。
この水の勢いなら、水不足は大丈夫そうです。


終点の1つ手前の安積永盛駅から郡山までは、東北本線の線路を借りて走ります。
左側は東北本線の古い電車。遅く来たくせに、水郡線より先に出発しちゃった。
ローカル線は楽しいですよ。(水野)
2013/7/22 カテゴリ: 下町さんぽ

文京区本郷の風呂無しアパートで育った私は、銭湯に行くのが日課でした。
アパート近くの菊水湯を通り過ぎ、鐙坂から一歩入った所に、
やや怖い遊び場がありました。

鐙坂の中腹、『金田一京助・春彦 旧居跡』の看板を左に曲がり、

細い路地を20mくらい奥に入って、

左に曲がって、

階段を降りた所
左手には井戸があります。
子供の私は、大げさに水を汲み上げ、必ず近所のオバサンに叱られていました。
久しぶりにこの場所を訪れましたが、井戸には40年以上前に見た怖いオバサンがいました。
…固まりました。

その井戸は『一葉の井戸』と呼ばれています。
一葉が、井戸の左手側、その後右手側に居住して、井戸を使っていたからだそうです。
この場所から、本郷菊坂のすぐ南側の細い道に抜けることも出来ます。
菊坂には、一葉が通った伊勢屋質店もあります。

子供の頃の遊び場は、一葉や啄木ゆかりの場所であったと知ったのは最近のことです。(水野)
2013/7/21 カテゴリ: ブログ, ランチ
夏バテ気味の沢田です。
体温調節が下手で、やたらと汗をかきますが 熱がこもる気がします。
そして、最近胃の調子も不良で あつい緑茶が相棒になりつつあります。
そういうわけで、先日久々に3人揃ってのランチは
私の胃を気遣ってくれて「うどん屋」を探す事になりました。
そして‥‥
ありました〜。前に雑誌にも載ってました、味噌煮込みうどんやさん。


やわらかめにしたけど、割としっかりした麺で、調子が出たら冷やしきしめんに挑戦したいですっ!!
そしてそして‥‥
緑茶と相棒になりつつある私を察したのか、お客様から手作りの差し入れをいただきました!^^

オ〜!! 涼しげでいて、かわいい^^

食べるの可哀想だったけど、ぺろりいただきました!
緑茶と合います。ごちそうさまでした〜!!
2013/7/16 カテゴリ: ブログ, 旅
和歌山県といえば‥‥
那智の滝、熊野古道、高野山、白浜(アドベンチャーワールドにはパンダがいます!)などなどありますが
食と言えば、梅、みかん、じゃばら(みかんの仲間)、醤油(発祥の地です)などなどキリが無い程あります。
私の田舎は山の方で、ぶどう山椒(これも特産)を作って出荷しています。
今回はその山椒の摘み取りのお手伝いをしてきました。




知らなかったけど、山椒の木には立派なトゲがあり、気をつけないと刺さります。
この格好するだけでダラダラ汗が出て来ます。
摘み取った山椒は5月はそのまま出荷、この時季は12時間乾燥機で乾燥させて出荷するみたいです。
夏は「あらぎ島」でキャンドルナイトのイベントがあります。
ここは文仁親王妃紀子様のひいおじいさんの出身地で、一番上段で収穫されたお米は秋篠宮一家に献上されているようです。
2013/7/8 カテゴリ: 社会科見学
神田川は井の頭公園から始まり、浅草橋(柳橋)付近で隅田川に合流する24.6Kmの一級河川です。
神田川で随一、水道橋〜御茶ノ水〜昌平橋付近だけが、両岸付近の道からだいぶ下方に川面が見えます。(渓谷状になっています)
ここだけが渓谷になっている理由は、人工の川だからなんです。
水道橋から御茶ノ水方向

お茶の水橋から聖橋を望む

聖橋から昌平橋方向

万世橋から昌平橋方向を望む(左手、レンガの構造物は、旧万世橋駅)

神田川は、昔は『平川』の一部分で、水道橋駅(西口)付近から皇居方面に流れていました。
江戸城開府の折り、たびたび洪水を起こす平川の流れを変える大工事が行われました。
発注主:徳川秀忠
施工:仙台藩、伊達藩
内容:本郷台地の一部 (水道橋〜御茶ノ水)を掘り割って、平川の流れを隅田川へと変更する
安土桃山時代までは、店の前は川じゃなかったんです。したがって、駿河台方面へ往来が可能であったと考えられます。

当店の前から対岸に架橋して、駿河台に自由に行くことが出来たなら、向こう岸にあるアテネフランセに語学を習いに行こうかと思っています。
幻の橋を、店の前の堀が仙台堀と呼ばれていた事に因み、仙台橋と命名しました。(水野)