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MOE勝どき橋

2014/1/24 カテゴリ: 下町さんぽ

 

隅田川に懸かる勝どき橋は、1940年に建築されました。名前の由来は、日露戦争の戦勝を記念して命名された勝どきの渡しだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

3連からなる橋の真ん中部は、大型船の航行時には跳開します。

 

しかし、どのような構造で橋が持ち上がるのかは長年の謎でした。

今回、橋のたもとにある資料館を訪れ疑問が解けました。

 

そのしくみは、橋脚と橋脚下の構造にありました。

橋の片側の重量は約1000トン。橋脚部分を支点にして橋脚下にある1000トンのバラストとで、やじろべいのようになっていたのです。

橋を上げるには僅かな力が必要で(それでも相当大きな電力とモーターが担いますが)、その後は自然と上がって行くそうです。

 

 

(写真は、橋が左右に開く中央部です。上流部の佃島の高層マンション群が見えます。)

 

残念なことに、 橋が最後に上がったのは昭和45年11月29日です。

橋が上がるところを見てみたいと思っている、勝どき橋ファンは大勢いるみたいで、『橋を上げる会』まであるそうです。

会の調査では、42年ぶりに橋を上げる事は構造的には十分可能だそうですが、モーターや電源などの再構築が必要で、約10億円かかるとのことです。

 

オリンピックが近くで開催されます。是非勝どきを上げたいものです。(水野)

 

ネットから失敬してきたCGです。