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武蔵国パトロール

2018/5/24 カテゴリ: 下町さんぽ

昔、都が奈良盆地にあった頃、武蔵国は中央から離れた片田舎であったと思われる。

 

その、武蔵国の国府があった大国魂神社にお詣りしたところ、御霊大神と大国魂大神が祀られていました。

 

 

大国魂神社から頂いたリーフレットには、武蔵国に散らばる一ノ宮から六ノ宮にも大神様が祀られており、全てに詣らねば、片詣りになるのでは?との疑問があって、それではと、全てお詣りしてきました。

 

 

 

 

一ノ宮 (小野大神)

府中から京王線で10分くらい、多摩川を渡って直ぐの聖蹟桜ヶ丘にありました。

 

 

 

 

 

二ノ宮 (小河大神)

京王線で八王子に出て、八高線と五日市線に乗り換え東秋留にあります。

 

大国魂神社と一ノ宮、二ノ宮までは、多摩川沿いの河岸段丘の小高い森の中に鎮座しています。

 

 

 

三ノ宮 (氷川大神)

青梅線、中央線、武蔵野線、埼京線と乗り換えながら、大宮の氷川神社に着きました。

この氷川神社、武州一ノ宮と名乗り、大国魂神社の説明と異なります。(ん?)

 

 

 

 

四ノ宮 (秩父大神)

大宮の氷川神社から、日にちを改め、荒川上流の秩父神社にレンタカーで行きました。

ここも荒川の河岸段丘の上に鎮座しています。

秩父神社では、秩父総社と名乗り、大国魂神社との関連を示す説明書きはありませんでした。(ん?)

 

 

 

五ノ宮 (金佐奈大神)

金佐奈神社には本殿は無く、山が御神体だそうです。

埼玉県北部、利根川水系神流川沿いにあります。

この神社も、大国魂神社に背いて、二ノ宮と名乗り住所も埼玉県児玉郡神川町二ノ宮です。

 

 

 

 

六ノ宮 (杉山大神)

最後にお詣りしたのは、横浜線の十日市場駅から、かなり歩く、杉山神社です。

横浜の鶴見川水系沿いには、杉山神社が40くらいあるみたいで、その内、何箇社が本家を名乗ります。

ただ、この神社の宮司さんは、大国魂神社の「暗闇祭り」に招かれるそうで、いわば公認だそうです。

 

 

 

武蔵国は、廃藩置県まで続きました。二日間に渡り、電車とレンタカーと己の足を駆使しながら、その大きさと、国府や郡の中心地がどの様な経緯で出来たか、自分なりに考えながらの小旅で楽しかったです。

 

水野