アドラーマイブーム(心理学)
2016/11/25 カテゴリ: 店長の指圧物語
フロイトと同じ時代に心理学の礎を築いたアドラーが巷では人気です。
ストレスの多くは対人関係から来るものであると考えますが、
アドラーは、一次方程式的に理解しやすい心理学です。
結果=目的×変数 みたいな。
アドラーは、人の思考を変える事なんて出来ない。自分の思考を変えるか無視すれば良いと言いきっています。
だから、「あの人に嫌われたくない」「あの人の行動を変えたい」なんて考えるのはナンセンスだと。
また、親や学校の先生でも(長い人類史上で)たまたま早く生まれただけのものだから、「上から目線で」諭してはいけないと言ってます。
行動心理学では、動物の行動は報酬(物や言葉)があると増加するとされますが、報酬がないとやりません。
だから、褒めてやらせるのも限界があります。
私は、今まで子供や従業員に「上から目線」をずいぶん繰り返してきましたが、いい人間関係を築けたかは疑問です。反省しています。
「ご苦労様」「お疲れさま」は「上から目線」でしょう。
「ありがとう」も使い方によれば「上から目線」になってしまいます。
アドラーが言う「同じ目線」を実践するために、ありがとうなどの言葉に、気持ちを込めようと思います。
本当の気持ちを。