いさぶろう・しんぺい号
2017/11/24 カテゴリ: 旅
JR九州 肥薩線は、明治42年に全線開通した歴史あるローカル線です。
日露戦争開戦を間近にして、青森から鹿児島まで一本の線路で結ばれることは、国の悲願でした。
唯一の未開通区間であるこの線は、大変な難工事でありまして、当時の逓信大臣後藤 新平と鉄道院総裁山縣 伊三郎が、開通記念に矢岳第一トンネルの入り口に、揮毫したレリーフを掲げたのも大げさなことではなかったみたいです。
私が乗車した、いさぶろう・しんぺい号は、肥薩線を走る水戸岡鋭治デザインの観光列車です。
乗降客が少ない、人吉⇆吉松間は、廃止候補でしたが、日本3大車窓と、ループ線と2箇所のスイッチバック、それに古い駅舎が観光資源になると再評価され、見事に蘇りました。
一番高いのが「韓国岳」 右側にうっすら見えるのが「桜島」
スイッチバック
スイッチバックの行き止まり。ななつ星も通ります。
真幸駅