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神田川の秘密

2013/7/8 カテゴリ: 社会科見学

神田川は井の頭公園から始まり、浅草橋(柳橋)付近で隅田川に合流する24.6Kmの一級河川です。

 

神田川で随一、水道橋〜御茶ノ水〜昌平橋付近だけが、両岸付近の道からだいぶ下方に川面が見えます。(渓谷状になっています)

ここだけが渓谷になっている理由は、人工の川だからなんです。

 

水道橋から御茶ノ水方向

 

 

 

 

 

 

お茶の水橋から聖橋を望む

 

 

 

 

 

 

聖橋から昌平橋方向

 

 

 

 

 

 

万世橋から昌平橋方向を望む(左手、レンガの構造物は、旧万世橋駅)

 

 

 

 

 

 

 

神田川は、昔は『平川』の一部分で、水道橋駅(西口)付近から皇居方面に流れていました。

 

江戸城開府の折り、たびたび洪水を起こす平川の流れを変える大工事が行われました。

 

 

発注主:徳川秀忠

施工:仙台藩、伊達藩

内容:本郷台地の一部 (水道橋〜御茶ノ水)を掘り割って、平川の流れを隅田川へと変更する

 

安土桃山時代までは、店の前は川じゃなかったんです。したがって、駿河台方面へ往来が可能であったと考えられます。

 

 

当店の前から対岸に架橋して、駿河台に自由に行くことが出来たなら、向こう岸にあるアテネフランセに語学を習いに行こうかと思っています。

 

幻の橋を、店の前の堀が仙台堀と呼ばれていた事に因み、仙台橋と命名しました。(水野)